金ケ崎町議会 > 2018-09-07 >
09月07日-02号

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  1. 金ケ崎町議会 2018-09-07
    09月07日-02号


    取得元: 金ケ崎町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成30年  9月 定例会(第5回)            平成30年第5回金ケ崎町議会                定例会会議録議 事 日 程 (第2号)                    平成30年9月7日(金)午前10時00分開議       開  議日程第 1  一般質問日程第 2  報告第 1号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報              告について日程第 3  報告第 2号 平成29年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計継続費の精              算報告について日程第 4  議案第 1号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて日程第 5  議案第 2号 金ケ崎町福祉医療資金貸付基金条例の一部を改正する条例日程第 6  議案第 3号 金ケ崎町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準を定める条例              の一部を改正する条例日程第 7  議案第 4号 金ケ崎町上下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する              条例日程第 8  議案第 5号 和解に関し議決を求めることについて日程第 9  議案第 6号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定              めることに関し議決を求めることについて日程第10  議案第 7号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定              めることに関し議決を求めることについて日程第11  議案第 8号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算について日程第12  議案第 9号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算について       散  会〇出席議員(15名)   1番  青  木  俊  悦  君    2番  千  葉  良  作  君   3番  阿  部  典  子  君    4番  高  橋  美 輝 夫  君   5番  有  住     修  君    6番  巴     正  市  君   7番  阿  部  隆  一  君    9番  千  葉  正  幸  君  10番  山  路  正  悟  君   11番  梅  田  敏  雄  君  12番  千  田     力  君   13番  千  葉  和  美  君  14番  千  葉  正  男  君   15番  佐  藤  千  幸  君  16番  伊  藤  雅  章  君 〇欠席議員(1名)   8番  及  川  み ど り  君 〇説明のため出席した者       町        長     髙  橋  由  一  君       副    町    長     小 野 寺  正  徳  君       教    育    長     千  葉  祐  悦  君       監  査  委  員     金  田  正  幸  君       総 合 政 策 課 長     千  田  美  裕  君       財  政  課  長     高  橋  宏  紀  君       会計管理者兼税務課長     高  橋  真 貴 子  君       住  民  課  長     佐  藤  茂  志  君       保 健 福 祉 センター     相  澤     啓  君       事    務    長       子 育 て 支 援 課 長     及  川  美 奈 子  君       生 活 環 境 課 長     鈴  木  敏  郎  君       商 工 観 光 課 長     高  橋  文  浩  君       農 林 課 長(兼)     阿  部  一  之  君       農 業 委員会事務局長       建  設  課  長     菅  原     睦  君       水 処 理センター所長     渡  邊     学  君       教 育 次 長(兼)     佐 々 木  健  一  君       学校給食センター所長       中 央 生 涯 教 育     佐  藤  政  義  君       セ ン タ ー 所 長〇本会議に出席した事務局職員       事  務  局  長     小  澤  龍  也       局  長  補  佐     千  田  美  和       主        事     滝  田  美  優 △開議の宣告 ○議長(伊藤雅章君) ただいまの出席議員は15人であります。 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 8番、及川みどり君は、欠席の届け出があります。 これより本日の会議を開きます。                                (午前10時00分) △議事日程の報告 ○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。 △一般質問 ○議長(伊藤雅章君) これより本日の議事日程に入ります。  日程第1、一般質問を行います。 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。 9番、千葉正幸君。           〔9番 千葉正幸君登壇〕 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉正幸でございます。通告に従いまして、町長と教育長に質問をいたします。 今回で任期になってから7回目の質問になりますが、一貫して心に押さえている柱がありまして、議員は議員必携を見ると、町政を批判しなさいと、これが議員の主な仕事だと、こう書かれております。私はニュートラル、中立の立場で町長の後援会にも入らない、歯に衣を着せないで町長とまちづくりに関して意見を闘わすという姿勢を貫いてきたつもりでございますが、今回もその方向でまいりますが、年とともに妥協したり、仲よくなりたい、後から悪口言われたくないというような気持ちもこのごろはふえてまいりましたが、しっかりと質問をしたいと思いますので、両者にはあらかじめよろしくお願いをしておきます。 最初に、税金の使い方の基本について、町長、教育長にお尋ねをいたします。過般行われました日本野球連盟主催都市対抗野球応援補助金として1,600万円ほどの税金が予算化されたことは、税金の使い方の基本から少しずれているように私は思えてならないのでございます。この際、税金を使う場合の基本的な姿勢、あるいは制限というのが憲法や自治法や関連する財政の規則などに盛られている項目を再確認したいと。こういうことから、初歩的な質問で恐縮でございますが、町長と教育長の見解をお伺いいたします。 2番目といたしましては、町長が選挙に立候補した際に、ここに持ってまいりましたが、選挙期間中まで3枚の、1枚は選管のシール張りのものと、3枚のリーフレットを出しておられます。この中に、「変化の時代に適切に対処します」と。5つくらいの項目がありますが、「百年のまちづくり構想」を立てると、こう言っているわけです。私は、「100年プラン」と書いていますが、構想も同じようなことだと思うのです。4月に行われました町長の施政方針の中には、残念ながら盛られておりませんでしたし、本年度の当初予算にも、それらに関するような予算は計上されておりませんでした。 そこで、この100年計画の取り組みというのは、国の段階においては、地方制度調査会とか、総務省とか各省庁において100年を見据えた審議会とか計画を立てているような傾向にも見受けられます。町においても、10年先を見据えた5カ年の総合計画ではなくて、100年先を見据えた取り組みも非常に重要ではないかなと私は考えるものでございます。 例えばここにこういう本がございまして、「未来の年表」ということで、これから100年たったら日本がどう変わっていくのかということをあらわしたもので、産経新聞の論説員の河合さんという人が書いた本です。例えば2020年には女性の半数が50歳を超えると。2024年には死亡者が出生数の2倍になる、2026年には高齢者の5人に1人が認知症になる、2033年には3戸に1戸が空き家になる、2035年には男性の3人に1人が生涯未婚になる、2039年には火葬場が不足する、2040年には自治体の半数が消滅する、2055年には国民の4人に1人が75歳以上になるという見越しを立てた、そのほかにもいっぱい書いていますけれども、予測をした本が出されているわけです。昔に比べて社会の変化のスピードは速く、100年計画なんというのはくだらないのではないかと、こう言う人もありますが、確実に見据えた将来方向を確認して取り組むプロジェクトも必要ではないかと。 例えば各般にわたってそれは必要ですから、省きますが、100年プロジェクト計画の一つの例として考えれば、瀬戸市においては、塩田、塩をつくる塩田です、それが使われなくなったので、市が買い取ってソーラーの事業を起こした。その益金をもとにして100年プロジェクトの課題に取り組むと、それだけに使う基金を設定したというような事例もネットで見れば出てくるわけでございます。あるいは、地球温暖化、昨今の自然災害等、非常識のようなことが常態化されつつあるわけです。そうすると、やはり地球環境に関する100年計画というようなものが絶対必要だと。京都などにおいては、温暖化条例というのをつくって、京都のまち全体が取り組みをしているという事例もあるわけでございます。ぜひ町長には、100年計画の作成に着手をしてほしいと。 とりわけきのう監査委員から一般会計の審査意見書をご説明いただきましたが、この2ページに総評、真ん中ころから、「平成30年3月末の人口は、前年度の1万5,850人から163人減少し1万5,687人と早々に7年後の計画人口に迫っている」と。このような時期に当たって、監査委員さんの指摘は、「変化に対応したスピード感のある取組も必要となっていることから、これら具現化の一層の取組により町政の発展及び町民の負託に応える必要がある」という大筋の指摘がなされているわけでございます。そういう視点から考えましても、今までのようなスピード感ではなくて、新たなる強力なスピード感で物に当たらないとだめな問題も非常に多くなってきているわけです。そういう視点から、コンサルタントに丸投げするような計画づくりではなくて、町民の有識者や町民の関心の持っている方々のご参加を得ながら、ディスカッションをしながら100年プランを、まちを構成する主体である町民が中心となってプランをつくるように私は考えるわけです。 その際に、踏まえてほしいことは、地方自治法が制定されてから50周年のときだったと思いますが、全国自治労の事務局が地方自治憲章というものの素案をつくったのです。この地方自治憲章というようなものも参考に、あるいは世界的につくられております地球憲章というのがありますが、そういったような総枠の常識が書かれているようなものを参考にしながら、ぜひ町長には取り組んでほしいと思っているわけですが、どういうふうにお考えかお聞かせいただきたいと思います。 3番目、トヨタ、デンソー、東芝の従業員増員対策であります。トヨタ自動車東日本東富士工場が2020年に生産を終了し、従業員1,100人を東北へ配置転換すると発表されました。また、デンソーにおかれましては、450人ほどの増員と。東芝においては1,000人、さらに近隣の東京エレクトロンにおいては、新しい工場に600人。そして、東芝対策として、北上のさくら野デパートの4階のフロアを借り占めて、百数十人の従業員を配置し、東芝を援助するという、提携をするという動きになっておるようでございます。 今まさに自動車産業は、電気自動車、あるいは自動運転というテーマに沿って物すごいスピードで変革をしようとしているわけです。デンソーとアイシンと、ほか2社、4社で新しく会社をつくるとか、あるいはアメリカのウーバーという、カーシェアリングあるいは自動運転の大手ですが、そういうところに550億円トヨタが出資をするとか、世界の動きが激しくなってまいりました。また、アメリカの大統領の指示で、NAFTAの動きが、ノース・アメリカン・フリー・トレード・アグリーメントの略ですか、NAFTAというのは。カナダとメキシコとの貿易関係。自動車部品を7割も買っていただければ、メキシコの製品に関税をかけないと、今までどおりにするというような動きがあって、日本の自動車屋さんもその影響を大きく受けるというので動きが激しくなってまいりました。 こういうときに、何百人、何千人もの人が奥州市や金ケ崎町や北上市にふえようとしているときに、町は一体どういうふうな捉え方をして、どういう動きをしているのか、目に見えてこない。また、町の体制を見ても、定住のようなものをやろうとしても、商工観光課雇用定住促進室でしたか、名前だけの看板を掲げるだけで専従の職員もいない。住宅は建設課、総合的には総合政策課雇用定住促進については商工観光課に対策室。ばらばらで、誰が調整をとってどう進めるのかもわからない状態であります。よその市町村から見れば、まさにうらやましい状態なわけです。沿岸の各市町村から見れば、黙っていても千何人来るのかと。こういう状態をどう捉えて定住促進させるか、産業を振興させるかという課題があるのに、取り組みの方向が見えないという。 大衡村の担当に電話して聞きました。「おたくさんでは、東富士から何人ぐらい来ると想定していますか」と。担当の人は「3ラインあるので、1ラインは大衡村、2ラインは金ケ崎町に」。つまり1,100人の3分の2は金ケ崎に配置されるのではないかと。商工観光課はどう捉えているかわかりませんけれども、東富士においては、ジャパンタクシーと何でした、もう一つ変な車つくっていますけれども、本当に700人か800人来るのか、どう捉えているのか。会社との連携はどうなのか。トヨタ自動車東日本に派遣している職員からどういう情報が入ってきているのか。どうしようとしているのか。いつやるのですか。今だと思うのです。遅いくらいです。どのようにお考えか、町長の見解をお伺いしたいと思います。 また、教育委員会には、これからの人が金ケ崎に住むということになれば、東富士には震災の人たちだけではなくて、各年代層が平均して移転してくるわけですから、子供を持っている家庭も来るのだと思うのです。どのくらい来て、学校の体制をどうしなければならないかというところまでお調べになっていらっしゃいますか。もし情報が入っているとすれば、その対策をどうするかを、調べていないとすれば、これからどうするのかを教育長にお尋ねいたします。 最後、4番目、同僚議員お二方が熱心にご質問されましたので、私に対する答弁は、過去にお話しされたことは略して簡単にご答弁いただければいいなと思っていましたが、職員がつくった答弁書をそのまま無駄にしたくないという考えもあるかもしれませんから、もしよろしければ、略してご説明をいただければ幸いかなと思います。 私は、教育施設、学童保育所だけではなくて、公共施設、公の施設、公民館、それから今回の災害対応を見ても、避難所にエアコンがなくて熱中症になっているというような老人も多々見受けられましたので、この避難所に当たっているところはエアコン必置でないかと私は考えるわけです。 そこで、過去に第一小学校、永岡小学校の新築の際に、町長がお力を入れられました地中を循環させるエアーコントロールシステムを永岡小学校、第一小学校に設置しました。安い金額ではなかったな、数百万だなという記憶をしておりますが、どういう効果があって、今後採択すべきような案件なのかどうかをお尋ねいたしますし、教育委員会にはそういう効果のデータをどのようにとっておられるかお伺いします。 私は、このエアコンを入れる場合に、文部科学省が来年度の概算要求に2,400万円ほど要求したというのが日経新聞に載っておりました。どれぐらいつくかはわかりませんが。国側もエアコンを入れるという方向にかなり力を入れようとしているわけです。そういうときに、ただ電気を使ってやるようなシステムだけではなくて、ISO14001をやっている町にふさわしいような自然エネルギーを導入した環境に優しいエアコンの導入ということをつけ加えなければなければならないと私は思うのでございます。お金がかかるかもしれません、かからないかもしれません。ソーラーで電気を使えば、電気料は安くなるかもしれません。その辺のエアコンのシステムの金ケ崎らしさを導入するということも踏まえて、町側、あるいは教育委員会ではどう考えておられるのかお伺いをします。 答弁の時間が短くなってはあれですから、間もなくやめますが、このごろの気象条件の変化は非常に危険を感じるような状況にありますが、気象庁が設置している近代的なデータを収集する装置は、千貫石にアメダスが1カ所というふうに私認識しておりますが、温度とか雨とか、風とか湿度とか、そういうものをはかるのは金ケ崎町内のどこにあるのでしょうか。ないとすれば要望しなければならないのだと。そういう温度、データを使いながら、学校なり公共施設では対応していかなければならない。ネットで天気予報を見れば、一関のデータが出てくるわけです。これでは、よろしくないのではないかと。一関といったって、西から東までありますよね。奥州市といったって、西から東までありますから。そういうデータの測定の状況はどうなっているのでしょうか。あるいは、学校の測定の状況、近代的な測定装置を設置する必要があるのではないかと私は思うのですが。 以上、4点について、ちょっと長目の質問で恐縮でしたが、短目の答弁をお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 町長。           〔町長 髙橋由一君登壇〕 ◎町長(髙橋由一君) 9番、千葉議員のご質問にお答え申し上げます。教育長にもお尋ねでございますので、後ほど教育長からはお答えをいたします。 また、議員からは議員の立場、姿勢についてお話を頂戴いたしました。そのとおりでございますが、それだけではないと思いますので、議員の人格と資質をもって、町民に信頼と期待をいただけるような、そういう立場でご質問と対応をいただければ、なお好感が上がるのではないかという印象を持ちました。 さて、ご質問でございますが、実は質問の中にいろいろ解釈あるいは考えを入れてご質問いただきましたが、私の答弁をするに当たりまして、質問書の趣旨に沿って答弁をいたしますから、よろしくお願いをいたします。 さて、ご質問でございました税金の使い方の基本についてでございます。町の財源、これは町税、あるいは地方交付税のほか国保、あるいは県支出金、さらには交付金等で構成されているものでございます。その使い方については、地域の自然、あるいは社会環境やニーズを把握しながら、地域及び住民の受益の最大化を図るべく、そして福祉や教育など、さまざまな分野において限られた財源として財政規律を保ちながら、有効活用すべきものであると考えております。 受益を最大化するための創意工夫、そのもとに特色のある行政や効率的な行政運営のための財源の配分を選択、そして決定していくことが地方分権であり、その過程を通じて地域の個性、地域らしさがさらに発揮されていくものと考えておるところでございます。 町においては、第十次総合発展計画を掲げている将来像「人と地域が支えあうまち」、この実現に向けて限りある財源のもと、施策を推進してまいります。 先般開催されました都市対抗野球大会への応援団派遣に係る補助金へのご意見をいただいたところでございますが、町応援団には地元チームを応援したいという思いを持って382名の町民の皆さんにご参加をいただき、東京ドームまたはパブリックビューイング会場で応援をいただいたところでございます。 都市対抗野球大会での応援を通じまして、金ケ崎らしさを十分に発揮され、人と人、あるいは地域と企業のつながりという今後に伝えていくことのできる社会的資産を醸成することができたものと考えております。このことは、総合発展計画で大切にしている連携と協働に基づく人と地域のつながりや、支え合いの深化に資することとなったと、こう考えております。 さらには、同大会におきまして、応援団コンクール優秀賞をいただいたことは、全国に金ケ崎町をPRできたことでもあり、町の取り組みが一定の評価を得たものと考えます。町民、企業、地域が連携をし、金ケ崎らしさを生かした応援により、町の魅力を発信したことが受け手の心に響いたことによって、今回の受賞につながったものと考えます。このことは、今日の地域の活性化で求められている地域内、そして地域外とのつながり形成に寄与したものと考えております。今回の経験を今後に生かしていくことにより、本大会への参加の価値がさらに高まっていくことと考えておりますことから、ご理解をいただきたいと、こう思っております。 次に、100年計画の取り組みについてお答えをいたします。近年我が金ケ崎町におきましても、人口減少社会に突入いたしております。また、人口減少とともに高齢化、少子化の急激な進展によって、家も地域も町も大きな課題を背負っていくことになります。現在人口減少社会においても、持続できる自立の町を目指し、第十次総合発展計画に基づくまちづくりを進めていくことではございますが、現在の生活だけではなく、次の世代に安心を届けることが我々の使命だとも考えております。 そのためには、先ほど述べました課題に対応しながら、明るく未来のある金ケ崎として、100年先を見据えたまちづくり構想の策定が必要と考えているところであり、議員からのご意見も参考にし、今後検討を進めてまいりたいと考えております。 その際には、国際連合が2015年に採択をし、国が強く推進をいたしております持続可能な発展のための2030年までに達成すべき開発目標SDGsを意識することが必要だと、こう考えておるところでもございますし、議員からのご提案、ご意見ありました地球憲章や地方自治憲章を基本的な考え方として捉えていくべきものというふうにも思っております。議員のお話のとおりだと、こういう部分もございますので、金ケ崎の町民憲章、これを基本としながら、SDGsを含めて今後検討してまいりたいと、こう考えております。 次に、トヨタ、デンソー、あるいは東芝の従業員の増員対策についてのご質問にお答えをいたしますが、トヨタ自動車東日本株式会社につきましては、本年7月、トヨタ自動車東日本株式会社のホームページ上におきまして、岩手、宮城、静岡の3つの生産拠点のうち、静岡の東富士工場を2020年12月までに閉鎖する予定であると公表されたところであります。従業員1,100人が段階的に東北へ異動するものと伺っているところでありますが、岩手工場に、いつ、何人が異動するかについては、現時点では具体的な数字は公表されていないところであります。したがって、本町において児童生徒がどのくらいふえるかについても把握できない状況にございます。 なお、今後の具体的な計画については、トヨタ自動車東日本株式会社として決定した都度、連絡をいただくこととしております。 次に、株式会社デンソー岩手についてでございますが、デンソーグループの東北の電子製品生産拠点としての位置づけのもと、昨年9月に新工場建設に着工したところでございます。従業員につきましては、2020年までに約400人増員する計画であると伺っております。 次に、東芝メモリ株式会社についてでございますが、現地法人である東芝メモリ岩手株式会社を昨年12月に設立し、本年7月に3次元フラッシュメモリの新製造棟建設に着工したところでございます。従業員につきましては、量産開始の2020年までには約1,000人を雇用し、直近の新規雇用としては中途採用は140人、新採用、新卒採用は370人、さらに以前四日市工場へ転籍した従業員約700人のうち、300人を岩手に戻す計画であると伺っております。 全国的に人口減少局面にある中、以上のような自動車、半導体関連産業の生産集約化と相次ぐ大型投資による従業員の増員は、本町にとって人口増、あるいは地方創生に向けた千載一遇のチャンスであると認識をいたしておるところでございます。町としては、このチャンスを最大限に生かすために、町内関連企業との情報共有及び連携を密にして、最新の情報を把握の上、対応を進めているところでございます。 短期的には、異動、新規採用される従業員が安心して暮らせるよう転居地確保などを全面的に支援しております。具体的には、民間の大手不動産会社とアパート等の住宅建設に向けて町有地の活用を含めて検討を進めているほか、民間所有のアパートの情報提供等を積極的に行っておるところでございます。 中長期的には、定住人口の増加に向けた新たな宅地造成の誘導、促進のため、道路等のハード整備を検討するなど、積極的に定住促進に努めてまいりたいと考えております。 次に、公共施設、学校、幼稚園、学童保育施設等のエアコンの設置状況についてでございます。議員からは、略してもいいと、こういうことでございますが、そうではなくて、答弁書でございますので、正確に議事録に載りますから、答弁させていただきます。 まず、各地区センターのエアコン設置状況でございますが、どの地区センターでも特に利用が多い研修室については全ての地区センターに設置されている状況でございます。 学童保育所におきましては、金ケ崎学童保育所、三ケ尻学童保育所、そして北部学童保育所にはエアコンが設置されております。エアコンを設置していない学童保育所は、西学童保育所と永岡学童保育所になります。西学童保育所につきましては、7月に子育て支援センターへ1台エアコンを設置いたしました。指定管理者である社会福祉法人愛護会からは、エアコンを設置した部屋を学童保育所の利用児童が利用することについては了解を得ており、そして利用もさせていただいております。また、永岡学童保育所につきましても、永岡地区生涯教育センター会議室にエアコンが設置されておりますので、会議室の利用がない時間帯の使用については、了承を得て利用させていただいておるところでございます。 施設の今後のエアコン設置につきましては、設置に対する要望等を踏まえながら、周辺自治体の状況等の確認もし、あるいは交付金に対する国の動向を注視しながら検討していきたいと考えております。 また、エアコンを設置する場合の自然エネルギーの導入についてでございますが、私たちの暮らしを支えているエネルギーは、石油や石炭、あるいは天然ガスなどの化石燃料が中心となっております。現在世界のエネルギー需要は急速に増加をいたしており、エネルギーの約93%を海外からの輸入に頼っている日本では、エネルギーの自給率の向上が大きな課題の一つとなっております。また、化石燃料の大量消費は二酸化炭素の排出量を増加させ、地球温暖化を助長し、地球環境にさまざまな影響を引き起こしております。 このことから、私たちの身近なる豊かな自然の力を電気エネルギーに変換する再生可能エネルギーについて、有効利用することによって地球環境に優しい、あるいは低酸素社会への実現や災害等に関する非常時の際に有効に活用できるものと考えております。 小学校等の公共施設では、既に太陽光発電設備を設置はいたしておりますが、エアコン設置をする場合には、これらを有効に活用したいと考えておりますし、それ以外の施設につきましても、計画的な自然エネルギーの活用について、今後検討してまいりたいと考えております。 以上で答弁を終わらせていただきます。 ○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長、答弁願います。           〔教育長 千葉祐悦君登壇〕 ◎教育長(千葉祐悦君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えをいたします。 ご質問がありました税金の使い方の基本について、どのように考えるかとのことですが、税金は社会全体を支えるものであり、住民が豊かで健康かつ安全な生活を営むための財源であることから、その使い方においては住民の公共福祉の向上を目指し、公益と成果を求めて有効に活用することが基本であると捉えております。 教育委員会といたしましては、教育に対する社会の要請や教育を取り巻く社会状況の変化に対応し、町民の信頼に応える教育を実現するため、金ケ崎町教育振興基本計画に沿い、社会教育及び学校教育の推進と望ましい学習、教育環境の整備の実現に向けて、貴重な財源を活用してまいりたいと考えているところでございます。 次に、トヨタ、デンソー、東芝の従業員増員に係る幼稚園児及び小中学校の児童生徒の増加に対する対応についてですが、従業員数増加の具体的な見込みや転入してくる従業員の年齢層等の情報がまだないことから、現時点では増加する幼稚園児数や小中学校児童生徒数も予想できない状況であります。これに伴い、増加する幼稚園児及び小中学校児童生徒への対応につきましても、具体的な検討を進めている状況ではございませんが、多くの幼稚園及び小中学校の1学級の在籍数は余裕がある状況にありますことから、ある程度の受け入れは可能であると考えているところでございます。 次に、4件目の公共施設、学校、幼稚園のエアコン等の設置状況についてご説明いたします。既にご説明させていただいておりますので、重複いたしますが、改めてご説明させていただきます。 幼稚園につきましては、普通教室には設置しておりませんが、体調を崩した園児が休憩する職員室と預かり保育室につきましては、全ての幼稚園で設置済みであります。 小学校につきましては、普通学級には設置しておりませんが、支援学級の設置率は30%となっており、保健室とパソコン教室は全ての小学校で設置済みとなっております。 中学校につきましては、普通学級には設置しておりませんが、支援学級2室と音楽室、パソコン教室、校長室、職員室、保健室に設置をしております。 次に、第一小学校、永岡小学校の地下循環型エアコンを導入した成果につきましては、平成21年度校舎新築の際、両校に地中熱利用空調システムを導入しております。しかし、空気孔は校長室、職員室、保健室、多目的教室の4教室のみとなっており、普通教室への効果は得られていない状況となっております。 そして、気象データの把握につきましては、気象庁からの情報をもとに本町の状況を把握しておりますが、各幼稚園や小中学校建物内の室温等の状況は、設置場所や内部の各階により異なっておりますので、各幼稚園や小中学校に建物内の室温等の測定と報告を求め、教育委員会として具体的な状況の把握に努めているところでございます。 次に、エアコン設置に係る自然エネルギーの導入につきましては、エアコンの設置を検討する際には、自然エネルギーを含め、さまざまなエネルギーの導入についても調査研究してまいりたいと考えているところでございます。 以上で9番、千葉正幸議員のご質問に対する答弁を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) これより再質問を許します。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 残された時間で若干再質問をさせていただきます。 税金の使い方の答弁については、私の期待した答弁ではなかったので、もう一度お聞きするというか、私の考えを述べて、そういう認識かどうかをお尋ねいたします。 税金を使ってはだめなものというのは、宗教団体に対する補助とか、あるいは政治活動に対する補助、一部の規則を除いては使えないはずでございますね。それは、常識的なことですから、お話しにならなかったのだと思います。 それから、地方自治法でしたか、最少の経費で最大の効果を上げるということが書いてあるのです。この1,600万円というのは、どういうふうに計算して出されて、最少の経費で最大の効果をどう上げられたのでしょうか。具体的には、どのぐらいかかったのかというのをお聞きします。 そういう認識からいえば、公正公平ということも税金の使途の場合は考慮しなければならないものであります。町長の都市対抗に対する考え方は、異常とも思えるふうに感じるところもあるわけです。二ツ森小学校の統廃合した校舎を練習場に提供し、あるいはふるさと伝承館の内装をして、そこで激励会をするとか、今回は急遽財調を取り崩してまでも1,600万円をつけたというのは、どうも予算をつける感覚に狂いがあるのではないかと私は思うわけです。 参考までに、豊田市の事例をこの前もお話しした経緯がありますが、今年度の予算は640万円。Aプランは、新幹線で行かれた場合は抽せんで100人に対して帰りの新幹線代を回数券で渡しますと。B案については、トヨタ自動車試合日の運行をやるバスプランで、初戦のみ175人、2,000名以降先着105人、東京ドーム間の応援バスに1,000円で乗車できますと。これだけなのです。あとは、激励会とかそういうのは普通にやっていると思いますが。 町長に対する悪口電話を私のところに寄せてくる人もありまして、この間の選挙では、町長の選挙にトヨタ自動車の労連が応援したという経緯もあるので、それへの御礼かなと、そういう皮肉も語る人もあるのです。ですから、こういうものを使う場合は、バランス感覚を持ってほしいなと。1,600万円で何ができるかといったら、体育協会の補助はこれより低いでしょう。地区センターの運営費、1年間で1,200万円ぐらいでしょう。各地区からここを直してくれとか、いろいろなものがあったときに、皆さんは「検討します」、「調査します」、「研究します」。これでは、町民の負託に応えていないのではないかと私は思うのです。何かここのマイクも2,000万円かかったそうですが、どうも投資の感覚というのがちょっとずれているのではないかと私は思うわけです。こんなのに2,000万円かけたのですか。これは、野球と関係ないので、結構ですが。 そういう視点から、応援することは大賛成です。ですが、来年以降、またこういうチャンスがあった場合の予算のつけ方については再考していただきたいとお願いをいたします。 中央生涯教育センター所長、今回どれぐらいの、1,600万円のうち、どのぐらいかかったのですか。そのうち返却するのですか。1,600万円そのまま補助するのですか。 それから、教育長、これ何で教育委員会の保健体育費に1,600万円予算化したのですか。お尋ねします。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えをいたします。 今回かかった経費は、まだ概算ではございますが、およそ540万円ほどというところでございます。残る経費960万円ほどにつきましては、町のほうに返還をする予定でございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 議員のお話は、町民の声の一つだと、こういうふうにお聞きはいたします。しかし、考え方はそれぞれであっても、都市対抗に出て金ケ崎町という名前が出るということに対する金ケ崎町の誇りを感じない人はないだろうと、こう思います。議員もそういう点では感じているのだろうと思いますが、財調を崩してまでと、それから町長は異常だと、それから選挙を絡めてと、こういう話は、私は議員の最初の質問の際に、議員の姿勢として心を聞きましたけれども、この心ではないなと思って聞いたところでございますので、議員の本意ではないだろうと、こういうふうに思っておりますが、本意だとすれば、私はきちっとそのことに対しては議員と論議はしなければならないと、こう思います。 そして、予算は設定をされ可決をされたものです。そのことに対して、その対応と結果について、成果の中身についてお聞きであればですけれども、予算そのものの積算と対応については、少し場が違うのではないかなと、こういう感じもいたしておるところでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 教育長。 ◎教育長(千葉祐悦君) それでは、千葉正幸議員のご質問にお答えをいたします。 なぜこの1,600万円のこの予算が体育等々に計上されたのかというご質問だと思います。 その前に、まず私の考え方、ほんのちょっとだけ述べさせていただいてもよろしいでしょうか。公の利益ということにつきまして考えますと、これは私的な考え方になるのかもしれませんけれども、狭い範囲でもってその効果が発生している場合、さらには広い、広域的にその効果が発生する場合、そういう部分があろうかと思います。それから、その効果が短期的に発生するもの、それから後々長期的、あるいはその後において発生するもの等々がございます。さらには、その効果が物理的なもの、さらには精神的なもの、いろいろあろうかなというふうにも思います。 今回の件につきましては、どのスポーツ応援もそうだと思いますけれども、短期的というふうなことよりも、ひょっとしたならば、精神的なものの長期的なものと、こういうふうに捉えたところでございます。 それから、なぜこれが体育強化費かということですが、やはり町財政の中において、スポーツにかかわるものというふうなことを考えますと、その項目が適切であるというふうに判断したところでございます。 以上でございます。
    ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 見解がぴたっと合ったわけではありませんが、予算をつけることに私は反対しているわけではありません。応援することに反対しているわけでもありません。これは、企業を中心とした野球クラブですよね。あるいは、水沢の駒形のように、全くのクラブ活動から戦い抜いて大会に出ているところもあるわけですから、一般的にはプロスポーツではなくて社会体育の範疇に入るとは思いますが、何も保健体育費につけなければならないという縛りはないわけで、企画費につけたって、これいいわけです。どうも町長の方向を見ていると、地域づくりから何から教育委員会に、あるいは中央生涯教育センターに押しつけているのではないかという意識が少しあるものですから、お尋ねしたような次第でございます。来年度は、ことしの実績を踏まえて反省を加えて、常識の範囲内のことをやっていただきたいことをお願いしておきます。 それから、100年計画については、公約したのですから、検討しますではなくて、町長、いつころから手をかけますという具体的な答弁が必要なのです。だって、あなたの任期は4年しかないのですから、もう半年近く過ぎようとしているのです。いつ着手させるのですか。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 議員はかなり急いでおるようでございますが、この100年計画は、公約という形のものにはなります、私はこう発表しました。しかし、正式な公約は新聞等を含めた公報で出しておるところでございます。しかし、これは重要なものであると、こういうふうに私は思っております。その100年計画は、金ケ崎町では未来創生推進本部というのを設置いたしまして、長期計画、あるいは地方創生にかかわる検討をその中で行うと、こうなっております。ですから、その中でスケジュール的に今後考えたいと、こう思っています。 今当面取り組まなければならない諸課題の整理をした上で、計画は吟味をしなければならない部分とスピード感と、こういう両面を持っておりますけれども、先ほど議員から100年の年表のご紹介がありましたように、ああいう形で今後金ケ崎がどう変わるのか、それに対してどう進むのかと。方向づけは、先ほどお話ししましたように、金ケ崎の町民憲章を母体としながら、地球環境だとか地方自治の基本的な憲章のようなものを含めながら、トータル的に方向づけをすると、こういうのでございます。 あと、議員がお話しされていますように、町民主体といいながらも、有識者を入れながら、やっぱり金ケ崎が誇れる町として将来ビジョンを明確に出すと。フューチャーデザインがきちっとできればと、こう思っております。 いつやるのか、いつやるのかと催促をされているような部分はございますけれども、私はこれには、今のスケジュールから見れば、この下期から来年にかけて具体的にと。 今実は国道4号の開発計画等含めて、土地利用計画の大きな課題を抱えております。それらとの絡みも出てまいりますので、総合的な進め方をしてまいりたいと、こう考えておるところでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) トヨタ、デンソー、東芝、加えて東京エレクトロン。あるいは、塩野義製薬では、インフルエンザの新薬は摂津工場で、それから新しい抗生剤は金ケ崎工場でつくると。 今の工場を整備してラインをつくると、新しい土地に望みたいけれども、今の段階ではそういうふうな計画だというのを踏まえて、2020年度には閉鎖してしまって、こっちへ移るのです。なのに、まだ正確なデータもない。それは、会社のほうの考え方ですから。しかし、会社には2020年に閉鎖するようなことをまだ全然決めていないということはあり得ないと私は思うのです。そのデータを何回も何回も行って担当者から聞き出すくらいの出張旅費と体制がないのです。商工観光課がやるのですか、これは。どこがやるのですか。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 議員は、目に見えるような形になっていないから疑問符をされていると、こう思います。担当課、私も含めまして、この1,100人のうちどのくらいになるのか、あるいは時期はというようなことで、2020年まで計画的にと。議員おわかりのとおり、どっと人が来て、すぐ生産ラインが稼働すると、こういうものではないのです。やっぱり熟練工が欲しい、あるいは研修も必要だと。いろんな会社を異動、移管させるに当たりましてのスケジュールを組みます。そのスケジュールを検証しながらと。片や労働組合もあるわけでございます。そういう会社の事情もありまして、会社からは計画的にこうだという話は頂戴しておりますが、発表できる部分とできない部分があると、こういうのがはっきりしています。よって、さっき答弁いたしましたように、その都度話もいただくし、住宅等に含めましては、こういう形で進めるという基本的な路線整備はお互い協議して進めておるところでございます。そういう状況であると。 ですから、担当課任せとかばらばらだとか、目に見えないというものではなくて、そういう流れにあるということを理解した上で、進め方について協力支援もいただきたいと、こう思いますので、議員の積極的な情報の中での対応も私たちはしたいと思いますから、情報交換をさせていただきたいと、こう思います。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 町長、理解できません。2020年度にこれぐらいの人がふえるという、あと2年です。住宅団地もなければ、うちを建てたいというところを相談に来られた場合、どこを紹介するのですか。北上市にも電話してみました。北上市も団地はつくっていません。「どこに誘導するのですか」と言ったら、はははと笑っていましたけれども。奥州市は、マイアネタウンのところが最近売れ始めました。一体こちらに移転してきた人たちは、どういうふうな住まいを構える予定なのか、想像がつくのではないでしょうか。少なくともリスクの少ない範囲内で、例えばアミティ金ケ崎の前の公社の土地とか、あるいは六原駅前周辺開発に合わせた団地づくりを、町が金がないとすれば、町がプロデュースをして、民間と連携して紫波町のようなオガールタウン、紫波型環境循環住宅というような独自のデザインをしてやるというような形が全然見えないではないですか。トヨタが来るのであれば、トヨタホームがあるではないですか。トヨタホームと連携してもいいのではないですか。やるという意欲が私には全然伝わってきません。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 議員と心が合わないのか、姿勢が合わないかわかりませんが、伝わってこないということは、今答弁書を信用しないということです。この答弁書に何と書いてありますか。「民間の大手不動産とアパート等の住宅建設について、町有地の活用を含めて検討、さらに民間所有のアパート等の情報提供等、積極的に行っています」と。これを信用しないというのであれば、私は議員との関係は議場以外でもきちっとしなければならないと、こう思います。 というのは、さっきお話ししましたように、情報も議員が持っているのと私たちは共有しながらやると。いい形でこの雇用、それから定住は進めたいと、こう考えておるところでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 時間となりました。 ◆9番(千葉正幸君) 終わりましたか。では、ひとり言を。調査研究というのは、やらないということに等しいと思うので、教育委員会では調査研究ではなくて、来年度あたりからやるような方向で進めてほしいなというひとり言をして終わりたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君の一般質問は、これで終わります。 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午前11時15分まで休憩を宣します。            休憩(午前11時01分)                                                    再開(午前11時15分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △報告第1号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第2、報告第1号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。 説明を求めます。 財政課長。           〔財政課長 高橋宏紀君登壇〕 ◎財政課長(高橋宏紀君) 日程第2、報告第1号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてをご説明申し上げます。議案書3ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で報告を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 11番、梅田敏雄君。 ◆11番(梅田敏雄君) 将来負担比率についてお尋ねをいたします。 目標は、たしか50%前後だったと思いますが、それよりも非常にいい数値が出ているということについて、これはいわゆる借金、町債が減ったということと、それから借り入れをふやしていないと、そういうことになろうかと思うのですが、この目標をより以上に達成したということについての見解を町長からお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 財政規律というのが、その年度で対応しなければならないのもありますが、私は将来に対して責任のある行政運営、その基本はやっぱり財政規律だと、こう思っております。単年度で努力しなければならないのと、長期的に見て対応しなければならないものと。私は、当初から申し上げておりましたように、県下平均くらいまではということは申し上げてまいりました。そういうところまで言われてきたと、こう思っています。よって、これから財政投資をするというのは、私の公約にもありますし、また財調とのバランスも考えなければならないですが、これからは投資計画を立てながらやっていかなければならないと、こういう部分はあります。 そういう考えであるということを前提に、長寿命化対策を含めて課題がいっぱいあります。そういう点で、公会計になりますと、減価償却のあり方で、とても将来負担に対する対応の財源確保は難しいと、こういう課題もありますので、今の線を保ちながら、あるいはもう少し低目を見ながらやっていかなければならないと、こう思っています。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 1つだけお尋ねいたします。 法律では、これ町民に公開する義務がついていますね。どのように報告されるのでしょうか。例えば私ネットで習志野市の事例を拝見いたしましたが、わかりやすいようなリーフレットをつくって各戸に配布していると。町長のことですから、多分用意周到だと思いますが、どういうふうに町民にお知らせするのか伺います。 ○議長(伊藤雅章君) 財政課長。 ◎財政課長(高橋宏紀君) 9番、千葉議員のご質問にお答えいたします。 公表の仕方でございますけれども、これ法律で決まってございますので、まず告示という形になります。また、ホームページ等でも公表していくような形になります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 採決をいたします。採決の方法は起立により行います。 報告第1号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告については、これを報告のとおり受理するに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、報告第1号は報告のとおり受理することに決定されました。 △報告第2号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第3、報告第2号 平成29年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計継続費の精算報告についてを議題といたします。 説明を求めます。 保健福祉センター事務長。           〔保健福祉センター事務長 相澤 啓君登壇〕 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 日程第3、報告第2号 平成29年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計継続費の精算報告についてご報告いたします。議案書8ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で報告を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 採決をいたします。採決の方法は起立により行います。 報告第2号 平成29年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計継続費の精算報告については、これを報告のとおり受理するに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、報告第1号は報告のとおり受理することに決定されました。 △議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第4、議案第1号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 町長。           〔町長 髙橋由一君登壇〕 ◎町長(髙橋由一君) 日程第4、議案第1号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) それでは、細目氏の履歴についてご報告をいたします。最終学歴は昭和58年3月、青山学院大学文学部卒業でございます。その後、昭和58年4月に株式会社プリンスホテルにお勤めをされました。昭和60年までお勤めをされまして、平成8年、金ケ崎町教育委員会社会教育指導員、平成15年までお務めをいただきました。平成15年8月に、厚生年金健康福祉センターサンピア金ケ崎にお勤めをされまして、平成17年3月退職されました。その後、平成17年4月から岩手ふるさと農業協同組合に勤務をされて今日に至っております。 経歴について申し上げさせていただきます。平成12年4月に金ケ崎町立金ケ崎小学校PTA副会長を平成13年までお務めされまして、その後PTA会長として平成15年3月までお務めされました。平成17年4月に金ケ崎町国際交流協会の理事に就任をされ、平成21年3月までお務めされました。平成21年4月から金ケ崎町立金ケ崎小学校学校評議員として就任され、平成26年9月まで就任をされております。平成21年4月からは、金ケ崎町国際交流協会の副会長を務められ今日に至り、平成23年6月からは、金が咲き婚活協議会の事務局長、そして平成26年10月からは、金ケ崎町教育委員会委員としてお務めされ、現在1期目でございます。 細目氏は、今申し上げましたように、学校活動、特にもPTA活動等を含め、あるいは国際交流等の面でも活躍をされている方でございます。教育分野につきましては、大変精通されておる方で、高い識見、そして行動力を持った細目氏でございますので、続けて2期目の教育委員会の委員にお願いをいたしたいと、こう思うところでございます。 任期につきましては、平成30年10月1日から平成34年9月30日までの4年間の任期でございます。 以上を申し上げましたので、何とぞご同意賜りますことをお願い申し上げまして、終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。暫時休憩したいと思います。暫時休憩することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認めまして、暫時休憩を宣します。            休憩(午前11時30分)                                                    再開(午前11時37分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 お諮りいたします。本件は、人事でございますから、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 したがって、質疑、討論を省略し、採決することに決定いたしました。 採決いたします。この採決は、会議規則第77条第1項の規定により、無記名投票で行います。 議場の出入口を閉めます。           (議場閉鎖) ○議長(伊藤雅章君) ただいまの出席議員は15名であります。 次に、立会人を指名いたします。会議規則第30条第1項の規定によって2人以上の立会人とともに投票を点検しなければならないとされております。 したがって、立会人は会議規則第30条第2項の規定により、9番、千葉正幸君、10番、山路正悟君、11番、梅田敏雄君、以上3名を指名いたします。 投票用紙を配付いたします。           (投票用紙配付) ○議長(伊藤雅章君) 念のため申し上げます。 本案を可とする方は賛成、否とする方は反対と記載願います。 なお、賛否を表明しない白票及び賛否が明らかでない投票は反対とみなします。 無記名投票ですので、投票議員氏名は記載しないでください。 投票用紙の配付漏れはございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 配付漏れなしと認めます。 記載してください。 次に、投票箱を点検します。           (投票箱の点検) ○議長(伊藤雅章君) 投票箱は異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票願います。 事務局長。           (職員、氏名を点呼 投票) ○議長(伊藤雅章君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。 9番、千葉正幸君、10番、山路正悟君、11番、梅田敏雄君の立ち会いをお願いいたします。           (開  票) ○議長(伊藤雅章君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数14票、これは議長を除く出席議員数に符合いたしております。 投票結果、賛成14票、反対ゼロ票、以上のとおり賛成全員であります。 したがって、議案第1号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについては原案のとおり同意されました。 議場の出入口を開きます。           (議場開鎖) ○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。昼食のため休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認めまして、午後1時30分まで休憩をいたします。            休憩(午前11時50分)                                                    再開(午後 1時30分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第5、議案第2号 金ケ崎町福祉医療資金貸付基金条例の一部を改正する条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第5、議案第2号 金ケ崎町福祉医療資金貸付基金条例の一部を改正する条例についてご提案申し上げます。議案書の11ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第2号 金ケ崎町福祉医療資金貸付基金条例の一部を改正する条例は、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第6、議案第3号 金ケ崎町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第6、議案第3号 金ケ崎町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正する条例についてご提案申し上げます。議案書の12ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 現在、この家庭的保育事業をやっている事業所はあるのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(及川美奈子君) お答えいたします。 現在家庭的保育事業等という、この条例に基づくところは、小規模保育事業をしていますこどもの家かがやきになります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第3号 金ケ崎町家庭的保育事業等の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正する条例は、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第7、議案第4号 金ケ崎町上下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第7、議案第4号 金ケ崎町上下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてご提案申し上げます。議案書の18ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 1日最大汚水量がかなり減少になるわけですけれども、減少すれば町が負担している下水道処理場として負担して、広域に納めている負担金は、これに応じて減るとかふえるとか、そういうことがあるのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 水処理センター所長。 ◎水処理センター所長(渡邊学君) 7番、阿部隆一議員の質問にお答えいたします。 計画汚水量ですけれども、これは県の流域下水道事業の建設負担金の負担割合に関係するものであります。この負担割合については、奥州市と金ケ崎町それぞれ協議をして決定いたします。現在では、負担割合は奥州市90.9%、金ケ崎町9.1%で、現在は変更ありません。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第4号 金ケ崎町上下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例は、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第8、議案第5号 和解に関し議決を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第8、議案第5号 和解に関し議決を求めることについてご提案申し上げます。議案書の20ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉でございます。2点ほどお伺いいたします。 本案件、事案についての請求額は幾らであって、和解の賠償金130万円については、その何%に当たるのか、復習の意味で教えてください。 それから、この案件を議決して受け入れるということになると、他市町村あるいはいろんなところから損害要求が出されているのだと思いますが、当町が了解したことによって、他の事案に影響することはないのでしょうか。金ケ崎もやったのだから、あなたもやりなさいとかというような、訴訟上の、手続上の支障にならないのかどうか。本案件は、福島を中心として多大な損害をこうむっているわけで、当町にしては少ない金額で済んだことは、それはよかったのですけれども、もっともっと困難な場所があって、そこに影響しないのかどうかという心配がありますが、いかがですか。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 9番、千葉議員のご質問にお答えいたします。 まず、請求額が幾らかということでございます。請求額につきましては、25年、26年度分ということで970万6,000円ほどの請求をしております。そのうち、今回130万円ということになりますので、率としましては13.4%ほどになります。 もう一点、金ケ崎町が受け入れた場合、これによって他の市町村等の訴訟案件といいますか、そういった部分に関して影響がないかというふうなお話でございます。これにつきましては、もともと金ケ崎町が東京電力ホールディングスに対して請求した事件について、協議が調わないものをADRのほうに申し立てを行って、その中で仲介案、和解案を出していただいているというものです。ほかの市町村につきましても、東京電力ホールディングスと同様の案件で直接的な交渉がならない場合には、当町と同様にADRを通して調整をすることになると思いますので、今回の金ケ崎町の和解をもって他市町村に直接影響があるというふうには考えてございません。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) この支払金額の130万円というのは、東京電力ホールディングスが払うのですか。その財源内訳ですが、東京電力が100%持つのか、政府の支援によって国税が使われるのか、その内訳を教えてください。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) ご質問にお答えをいたします。 今回の130万円につきましては、東京電力ホールディングスから支払われると。その中の財源内訳につきましては、こちらのほうでは承知をしておりません。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 最後に下の(4)に本和解に定める金額に係る遅延損害金については、町は、相手方に対して別途請求しないとあるのは、14日以内に払わないで1年後に払った場合のその利息分に当たるようなものは請求していないと、こういう意味ですか。そうすると、この契約書の14日以内に払うというのは、守らなかったことになるのですが、最初から守らなかったことを想定してこういう条項を入れるというのは、東京電力ホールディングスの姿勢を疑うのですが、今のところ14日以内に払われるのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) ご質問にお答えをいたします。 今回の(4)番であります「本和解に定める金額に係る遅延損害金」の関係でございますけれども、この遅延損害金につきましては、もともと原発事故によって生じた損害ということで、今回25年、26年度分を請求しているわけですけれども、その時点からの部分の遅延損害金というふうな意味合いになりますので、先ほど議員のお話のありました14日以内に支払うという部分の話ではないと。以前の、もともと本来であれば25年、26年度時点に払われるべきものが今現在になってから払われるので、それに対しての遅延損害というふうな意味合いでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 15番、佐藤千幸君。 ◆15番(佐藤千幸君) 15番、佐藤です。20ページの一番下に(5)、「本和解に関する手続き費用は、各自の負担とする」。東京電力ホールディングスの手続費用は幾らでしょうか。町の手続費用は幾らでしょうか、お伺いします。 2点目、議案説明資料4ページ、「申立額、提示額、割合」と一覧表があります。請求額は先ほど970万円ほどというふうに答弁ありましたけれども、請求額、申立額、この差は何でしょうか、お伺いします。
    ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 15番、佐藤議員のご質問にお答えをいたします。 まず最初に、(5)番の「本和解に関する手続き費用」の関係でございます。これにつきましては、特許法人数とか町自体の費用がどのくらいというふうなことでございますけれども、具体的には多分金ケ崎町でいいますと、和解に係る文書の送付料とかその程度でございまして、同様に東京電力ホールディングスにつきましても、そのような形かと思っております。 次に、附属資料の関係で、先ほど言った請求額と和解案提示額の部分での金額の差、申立額の差でございます。この差が11万3,400円ほどありますけれども、それにつきましては既に受領をしている部分ということでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 損害賠償の和解案の内訳、資料のほうから説明させていただきます。 人件費、提示額60万円ということで割合6.8%、その摘要として、「事故対応名目実績時間外手当の一部を認定」とありますが、実際に時間外というのは何時間ぐらいやって、それが認定される、されないの基準は何だったのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 3番、阿部議員のご質問にお答えいたします。 質問につきましては、事故対応名目実績時間外手当の一部認定ということで、時間外が幾らあって、認定されたものと認定されないものとの区別がどこにあるかというふうなご質問でございました。済みませんが、その時間数につきましては、ちょっと手元に持ってございませんので、ご容赦をいただきたいと思いますし、あと今回人件費ということで890万円ほど申し立てをしているわけですけれども、この部分で時間外の部分につきましては、一部といいますか、端数切り捨てはともかくとしまして、時間外につきましては、基本的にはついていると。つかなかったものが、時間内の放射能汚染対策費用、人件費のそれに従事した案分費用といいますか、例えば私がその事故対応に半分業務として携わったということになれば、その半分分の人件費をまず請求しているわけですけれども、それについては認められなかったということでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 済みません、よくわからないので、そのことについてもう一回お伺いしますが、そうすると、その人件費の割合の6.8%というその数字ですけれども、それも時間外したうちのその関係した、その仕事に携わったというところの計算からそういう6.8%というのが出たのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) お答えいたします。 6.8%といいますのは、申立額に対して認められた部分ということでございます。今回申し立てをした部分につきましては、時間外の部分と、あと時間内で対応したものがあるわけですけれども、その時間内で対応したものについては、先ほどちょっと説明をさせていただきましたが、実際、例えば私が1年間やるうちの半分はそういった放射能対策に従事したということであれば、私の人件費の半分を請求したという形なのですけれども、それにつきましては、請求したのですが、認められなかったと。総体的には、時間内で対応した部分の金額のほうが多かったと。そういったことで、最終的には時間外の部分だけでしたので、6.8%というふうな数字になりましたということでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 26年度までの請求額ということですけれども、そうすると27年度、28年度、29年度、30年度と4年間、それ以降の4年間の請求は、また別になっていると思うのですけれども、それの和解は今後どういうふうになっていく予定なのかお伺いします。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 7番、阿部議員のご質問にお答えをいたします。 今回の和解以降の部分、具体的には27年度以降の部分の話でございますけれども、これにつきましては、既に27年度、28年度分ということで99万7,000円ほど請求をしておりますし、あと29年度分につきましても、ことしの7月でございますけれども、154万2,000円ほど請求をしております。この請求したものに対して、東京電力ホールディングスのほうで支払いに応じないということであれば、今までと同様にADRのほうに申し立てをして、和解、あっせんというふうな形で進むというふうに考えております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第5号 和解に関し議決を求めることについては、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立多数〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立13名で多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第9、議案第6号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを議題といたします。 副町長、説明を求めます。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第9、議案第6号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてご提案申し上げます。議案書の22ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 3番、阿部典子です。今までは、結構穴ぼこが多かったのですが、今回は段差ということで、タイヤとホイールが損傷ということは、結構な段差だったのではないかなと思うのですが、詳しい状況と、届け出がいつされたのか、その辺の詳細をお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 3番、阿部典子議員の質問にお答えします。 まず、事故発生は4月26日の午後7時ごろ。本人からは、7時過ぎに宿直のほうに連絡がありましたけれども、建設課の対応職員がいなかったため、建設課に連絡が入ったのは27日の8時15分でございました。それから、本人と連絡をとって、8時25分に現場に行って現場を確認したのですけれども、実はここは深い穴は3月中にもう補修をしておりました。実際あったのが2層仕上げの舗装の1層が剥がれた状態の穴が五、六個あったという状況でありまして、深さとしては3センチから3センチ5ミリの穴でございます。ただ、五、六個あったことから、ちょっと現場を特定はできなかったもので、それに基づいて、実は4月28日、午後2時になりますけれども、当事者と、あと金ケ崎交番と、あと建設課職員が現地に立ち会いまして現場検証を行って、その事故現場を特定して補修したという状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 大体のところはわかりました。そうすると、その段差というのは、パトロールとか、道路のパトロールをなさっていると思うのですが、そのときには見つけられなかったものだったのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 先ほど言ったとおり、3月には深い穴は補修していて、実はその時点では補修に関しては常温合材といって、粒径の、粒の大きい合材で対応していました。そのために、薄い舗装の剥がれというのは、過熱合材の粒径の小さいもので対応していましたので、そのときまで補修は対応していなかったという状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第6号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについては、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第10、議案第7号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第10、議案第7号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてご提案申し上げます。議案書の23ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 12番、千田力君。 ◆12番(千田力君) 12番の千田です。今定例会においても、このような賠償請求事件が発生したということはまことに残念なことだと、そのように思っております。この春の豪雪によりまして、このような道路の損傷箇所が多かったということは、2月定例会、4月臨時会等においては質問に答えていただいたところでありますが、この路線は住民からも建設課に補修要望があり、そして私も2回ほど電話をしているところでありますが、このような事故が発生したということは、まことに残念で仕方がないということです。 5月30日といえば、雪解けから2カ月ほど経過しているわけですが、そのときの補修要望したときは、かなり損傷箇所が多いので順次直していくという説明で、そういうこともやむを得ないのかなというふうに思ったところであります。しかしながら、何回も言いますけれども、早期にやっておれば、こういうこともなかったのではないかと思います。 かなり大きい穴でした。ここは、一ツ谷の線というのは、農振地域と都市計画を区分する南北に走る比較的交通量の多いところです。この道路沿いには、アパートも建っているところでございますので、早期に直してほしかったと思うところでございます。 何回も繰り言を言ってもなんですから、この時間帯の4時25分というのは、まだそんなに暗くなる時間ではない、5月でいえば、まだ確認できる状況でありますけれども、事故の状況等を説明していただきたいと。 それから、ここの補修をしたのは、この事故が発生してからどれくらい時間がたってから補修しているのか、そのことも説明をしていただきたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 12番、千田力議員のご質問にお答えします。 事故の発生状況でございますが、議員おっしゃられるとおり、要望が出ていたとおり、幅1.2メーター、長さ1.6メーター、深さ大体5センチぐらいの穴があいていたという状況でございますが、一部だけ深く7センチから8センチほどの穴が東側のほうにあいていた状況でございます。そこに車両がはまってこすった状態で、パンクとホイールを損傷したという状況でございます。5月30日の4時25分に事故発生ということで報告を受けておりまして、4時40分に建設課へ当事者からの連絡がございました。現地を確認しまして、4時50分に現地確認しまして、それで補修対応をいたしたということでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 12番、千田力君。 ◆12番(千田力君) そうしますと、この事故が発生してからすぐ補修をしたと。即日補修ですか、今そこをちょっと聞きかねましたが、5月30日ですから、翌日なのか、その日すぐなのか、その辺のところもはっきりとお答えをいただければと思います。 何回も立つのも疲れますので、やっぱり要望があった場合は、そこの現地確認をして、その状況、穴の深さ、今は1.2と1.6メーターということですが、そういう規模も確認しながら補修対応する。とても回り切れなかったという事情もわかりますが、どちらかといえば損傷の大きい順から直していくとか、作業上は、せっかくトラック等で補修資材を運んでいって、1カ所直して、また何百メートルも離れたところをやる、何キロも離れたところをやるというのは、効率上は悪いと思いますけれども、危険度、重要度から補修をしていくべきではないかと、このように思います。 その直した日にちが30日の日なのか、次の日なのか、その辺のところを聞いて、あとは要望をしておきます。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 補修に関しましては、当日5月30日の4時50分に補修を開始したということで、それで完了しております。 要望事項の箇所につきましては、できるだけ現場を確認した上で、重要度等を確認の上で対応してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 今の件に関してお伺いしますが、今の同僚議員の話ですと、地区民が連絡していたということは、この5月30日より前に把握していたのか、把握していなかったのか、その穴があいているということを。そこを1つお伺いしておきます。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えします。 連絡を受けているものであり、要望があった箇所は課内回覧して、みんなで情報共有していますので、それは把握していたということになります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 穴があいていたことは、もう知っていたということですね。そうすると、私前の議会で聞いたときに、すごくことしは豪雪で、特に西部のほうに行く道路にいっぱい穴があいていたのです。私、ああいいなと思ったのは、道路にコーンを立てて、手が回らないから。コーンを立てていると、やっぱりそのコーンを倒してまで行く人はいないので、徐行しながら行っているわけです。ああいう対応もいいなということを私この議会でお話ししたのですが、そういう対応でもとっておかないと、修理するまでというのは、やっぱり時間がかかるのです。だから、そういう対応というのは素早くできないものなのですか。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 コーンを立てた対応ということですけれども、補修のほうに手を回していたもので、なかなかその対応まで至らなかったという状況でございます。実は、パトロールの体制もなかなかとれない状況もあったものですから、今回4月の議会が終わってからは、職員の情報提供とか、あるいはちょっと仕事には関係ないのですけれども、環境監視指導員にもお願いして、こういった穴の情報提供をしていただくことと、あわせて大きい穴を発見したときは、そういう三角コーンを立ててもらうようにということで資材も提供している状況でございました。ただ、ここに関しましては、どうしても対応がおくれたというものでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) よくわかりました。やっぱり人身事故にならないから、まだこれでもいいのかなという、事故の割には。これがもし人身事故なら大変なことになりますので、やっぱり早目に何らかの手をとにかく打っておかないと、後で修理は、時間がかかってもやっていただきたいなというふうに、こう思っております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 11番、梅田敏雄君。 ◆11番(梅田敏雄君) 11番の梅田です。実際の損害の額に対して、この賠償額というのはどの程度になりますでしょうか。というのは、同僚議員も触れられましたけれども、5月30日というのは、午後4時というのはまだ十分に明るい時間帯であって、避けようと思えば避けられる状況にあるのではないかなと。いわゆる相手の過失はなかったのかどうか。相手の道路の状況の見逃しがなかったのかどうか、あるいはスピードを出し過ぎて、よけ切れなかったのかどうか、その辺の相手方の過失についてはどの程度認められているのか。いわゆる実際の損害に対して、この賠償額がどの程度を占めるのかという点をお尋ねしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 11番、梅田敏雄議員のご質問にお答えします。 まず、修理にかかった金額が4万3,416円ということで、これも町村会の保険のほうに、代理店であります損保ジャパンに報告をして、回答をいただいた上での対応ということになりますけれども、過失割合ということで、相手方の事故回避能力性を考慮した上で、過失割合50%ということで今回は報告をいただいていましたので、その金額をもって示談するという形になっております。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 副町長、これ議案説明するときに、4番の損害賠償の原因がちょっと余りにも粗末ではないでしょうか。どういう自動車で、アルミホイールなのか、スチールホイールなのか、扁平対応なのか、195の15の50扁平とか。そういうので、前の1台は1本のタイヤとホイールで金額が多くて、後ろのほうは、これ軽自動車ですか。そういうところまで説明していただければいいなと思いますが、どういうタイヤでしたか。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 副町長。 ◎副町長(小野寺正徳君) お答えします。 議員お話しのとおり、原因が余りにも雑駁ではないかというお話でございました。それでは、今後は議会説明資料等、補足の説明をしてわかりやすくしていきたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えします。 議案第6号に係る車両につきましては、軽車両でございます。議案第7号に係る車両につきましては、軽ワゴン車になります。 タイヤの大きさにつきましては、議案第6号のほうは、165の55の15インチでございます。そして、アルミホイールになっております。議案第7号のほうは、165の55の14インチで、これもアルミホイールタイヤでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) これとは直接関係ないとは思うのですけれども、毎年冬明けにこういうことが起こるわけで、これを直す直営の作業員が、待遇等の問題もあってなかなか思うように集まらないという話も聞きました。そういう体制をきちんととると同時に、冬明けの場合はどうしても作業が集中しますので、やはり民間の業者を活用して、一斉にこういう穴ぼこの対応をしなければならないというふうに思うのですけれども、その辺直営の作業員の募集状況とか、あるいは町としての冬明けの対応等についてどういうふうに考えているかお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えします。 3月の雪解けの時期になった時点での補修の対応ということになりますけれども、当然直営部隊だけでは手が回りませんので、委託によって、ことしも5社ほど対応していただいた状況でございます。それは、小規模修繕という形で対応していますので、12月補正とかそういったもので補正を議決いただきまして、それで対応していく。あと直営でも対応しているということで、両方で対応している状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 直営の作業員が何か思うように集まらないという話も聞いたのですけれども、その辺はどうだったのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 3月に入りまして、雪解けで穴がかなり近隣市町村でも多かったものですから、資材が入らなかったのが一つあります。対応できなかったという状況でございます。その資材というのは、常温合材といいまして、袋に入ったアスファルトでございまして、それらはやはりどこの市町村も手に入らなかった状況で、やむを得ず前は注意喚起をするためにコーンを立てたという状況にもなっております。 あと3月下旬になって、その資材、暖かくなって水分が飛んだ時点で通常の過熱合材といいまして、アスファルトからプラントから買ってくる合剤で対応している状況でございます。 人に関しましては、人数は9名を予定しておりましたけれども、それも人数には達していません。今回も7月から5人体制しかとれていない状況でございましたので、なかなか対応は難しい状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 9名予定して5名しか集まっていないということですけれども、その不足分の4名を集めるというか、応募して採用するためには、何が必要なのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 2種類の雇用をしていまして、条件としましては大型免許、大型特殊免許、あとは車両系建設機械の修了証、この3種類を持っている者が運転手兼道路等作業員、1つでも欠けると、あとは道路等作業員という形で雇用しております。これは、ちょっと賃金が違ってきます。条件をできるだけ緩和した形で、作業員という形で募集を出しておりますけれども、なかなかそういった応募がないという状況でございまして、原因というものについても、やはりいろいろ、賃金なのか、それはちょっとはっきりとはつかめていない状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第7号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについては、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、午後2時50分まで休憩をいたします。            休憩(午後 2時33分)                                                    再開(午後 2時48分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第11、議案第8号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 財政課長。           〔財政課長 高橋宏紀君登壇〕 ◎財政課長(高橋宏紀君) 日程第11、議案第8号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算についてをご提案申し上げます。議案書24ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で歳出の主な説明を終わります。29ページの給与費明細書と33ページの地方債の前々年度末及び前年度末における現在高並びに当該年度末における現在高の見込みに関する調書につきましては、説明を省略いたします。 何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げ、説明を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 11番、梅田敏雄君。 ◆11番(梅田敏雄君) 何点かお尋ねをいたします。 まず、臨時財政対策債が減額で提案されておりますけれども、これは発行可能額がこのぐらいになったからということで減額になったのかどうか。それから、普通交付税も減額になっているので、そうしますと臨時財政対策債を減額するのはちょっと不都合かなというふうに思ったのですけれども、その点の事情についてお尋ねいたします。 それから、次は総務管理費の中の、ページ数で言いますと13ページ、財政管理費と財産管理費に25節積立金がそれぞれありまして、約1億円弱という金額がここにのっておりますけれども、積み立てする自体は悪くないのですが、まだ年度の半分を過ごしていない状況の中で、資金の有効利用という観点からすると、積み立てるのはもったいないなと思うのですが、この積み立てに至る経緯について、いわゆる各課にこのぐらいの資金があるのだけれども、何か使う事業はないかとかというヒアリングをしたのかどうか、その点をお尋ねします。 それから、最後に27ページの地区館費の中の工事請負費、この中で三ケ尻地区生涯教育センターの北側の整地工事とあります。整地をするということは、その後に何か有効利用するというふうに想像するわけですけれども、その考え方はどうなのか、整地する理由は何かという点をお尋ねします。 以上、3点。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 財政課長。 ◎財政課長(高橋宏紀君) 11番、梅田議員のご質問にお答えいたします。 まず、臨時財政対策債でございますけれども、11ページでございます。これは、議員お見込みのとおり、発行可能額が決定したことによります。それで、さらに申し上げれば、普通交付税の決定に伴いまして、この臨時財政対策債も額が確定したということになります。 この減額の事情でございますけれども、当初予算におきましては前年度並みということで、若干安全を見た予算にしていたわけですけれども、実際の交付税の交付が全国的に見ても市町村分ではマイナス2.7%、岩手県においてはマイナス3.1%ということで、国側において算定の見直しが行われたものでございます。詳細に言いますと、地域経済雇用対策費というものが廃止され、当町の影響額としてはそれが4,500万円ほど、あと今度は基準財政需要額にかかわる分におきましても、税収の見込みの算定におきまして、法人税等の割合が、算定係数が見直しとなりまして、高くなっております。要するに税がいっぱい入ってくるでしょうというふうな係数になって、その収入額も大きく見られるし、逆に需要額が少なく見られるということで、その差が狭められたものですから、今回のような減額の補正に至ったわけでございます。 それで、基金についてでございますけれども、この基金につきましては、各課において、9月補正において必要な事業等ということで予算要求をしていただいたのですけれども、その中で予算要求で割り当てられた分の残りの分を積立金として、この13ページの2つの、財政管理費の財政調整基金と、あと公共施設維持整備基金のほうに積み立てたという内容でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えいたします。 予算書27ページにございます10款5項6目地区館費の15節工事請負費、三ケ尻地区生涯教育センターの北側整地工事の関係でございますが、こちらのほうは切削材を敷きまして、駐車場として活用しようとするものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 11番、梅田敏雄君。 ◆11番(梅田敏雄君) 前段の道路の補修についても、随分住民要望が出ているというふうに聞いておりましたけれども、建設課において補修材その他の需要については十分間に合うのかどうか。例えば今回このような積み立てをする、各課にヒアリングをしたという残りを積み立てたということですから、その補修材については十分に賄えているのかどうか。その点、いわゆる道路補修は住民の要望が非常に強い、高いところですので、迅速に対応してほしいのですけれども、その点の準備は整っているのかどうか、その点をお尋ねします。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 今のところの小規模修繕工事、あと原材料につきましては、12月までの予定数で考えていましたので、12月に補正対応をさせていただくという考えです。一応間に合っているという状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 12番、千田力君。 ◆12番(千田力君) 12番です。20ページの農地費、ここで1,044万4,000円、19節で多面的機能支払交付金というのがありますが、歳入でも780万円ほどの財源がありますけれども、これの増額要因は何でしょうかというのが1つです。 それから、21ページの東西交流施設管理費の工事請負費71万円計上されておりますが、東西交流施設の通路の屋根設置、現在のものに新しく設置するのか、それの増額要因というのはどういうことでしょうか。 それから、27ページの地区館費の15節工事請負費が500万円ほど増額ですが、北部地区生涯教育センター農産加工室改修工事、これは室ですから、部屋の改修になるのでしょうか、何かの器具の増設になるのでしょうか、そこをちょっとお伺いしたいと思います。 それから、28ページの保健体育総務費の19節負担金補助及び交付金50万円増額ですが、スポーツ合宿誘致促進事業補助金、これはどのような方法で、どういう使われ方をするのか。補助金ですから、どこかに支出するのだろうと思いますが、その支出先なり活用の仕方についてお伺いします。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長(阿部一之君) 12番、千田議員のご質問にお答えいたします。 20ページ、6款1項6目農地費の19節負担金補助及び交付金の多面的機能支払交付金の増額理由でございますけれども、多面的機能支払交付金の対象地区が、当初35地区であったわけですけれども、今年度新たに4地区の申請がありまして、その分の経費が増額したというものでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 商工観光課長。
    商工観光課長(高橋文浩君) ご質問にお答えいたします。 21ページ、7款1項6目の東西交流施設管理費の中での15節工事請負費の中身でございますが、これはことしの2月にJR金ケ崎駅の東西交流施設におきまして、落氷の事故がございました。4月の臨時議会におきまして、損害賠償の議決をいただいたということで、その落氷の事故に対する措置ということで、今回新たにその現場のところに屋根をかけて、今後の事故対応をするという内容のものでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えをいたします。 27ページの10款5項6目地区館費、15節工事請負費の北部地区生涯教育センター農産加工室の改修工事の中身でございますが、こちらのほうは部屋の改修になります。天井ですとか床、それから壁に非常に汚れが出ておりまして、洗浄等では落ちないような状況となってございますので、全面的に部屋を改修するというものでございます。また、衛生面でも心配もあるということから行うものでございまして、機械類の更新等はございません。 続きまして、28ページ、10款6項1目保健体育総務費の19節負担金補助及び交付金のスポーツ合宿誘致促進事業補助金の内容でございますが、こちらのほうは町外の高校以上のチームが金ケ崎町で3日間宿泊をして、金ケ崎のスポーツ施設で合宿を行うような場合、上限といたしまして20万円ほど補助金を支給しているものでございます。今年度は、先日8月21日から27日まで6泊7日の日程で、東京都の杉並区にあります専修大学附属高校の野球部が町内で合宿を張っているところでございます。今回ほかにも4件ほど予定しているものがございまして、増額をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 12番、千田力君。 ◆12番(千田力君) 20ページの多面的機能の関係では、35地区から4地区がふえたということですが、この増加した要因といいますか、それはどういうことでしょうか。やっぱりこういう補助金を活用して、この多面的機能のまさに機能発揮をしたいという団体がふえたためということですが、そこをもう少し詳しくお伺いしたいと。 それから、最後に今説明をいただきましたスポーツ合宿補助、これは補助をする対象として3日間以上、町内の宿泊等の何か条件があるのではないかと思いますが、町内に宿泊したとか、3日間以上という条件がありますけれども、町内宿泊施設の利用とか、そういう条件があるのかないのか、その辺のところをお伺いします。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 農林課長。 ◎農林課長(阿部一之君) お答えします。 多面的機能支払交付金が増加した理由でございますけれども、何といっても昨年度までございました米の直接支払、1反歩当たり7,500円というのがあったわけでございますけれども、これがなくなったということで、今まで交付金をいただいていなかった地区が取り組みを始めたということが大きな要因かと思われます。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えをいたします。 スポーツ合宿補助の助成制度の内容でございますが、町内の宿泊施設、旅館業法で定められている宿泊施設に3日間、3泊ですか、宿泊した場合ということで補助を差し上げているものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 3番、阿部典子です。何点か質問させていただきます。 まず13ページ、総務費の中の7目企画費、その中の13節の委託料、女性活躍促進事業委託料ということで、マイナス74万3,000円になっておりますが、この減額理由をお願いいたします。 それから、20ページに参りまして、5目の畜産業費の中の19節、畜産クラスター事業補助金ということで870万円計上されておりますが、農業、畜産にはちょっと疎い私ですが、このクラスター事業というのは担い手不足、労力不足など、現状を把握しての行動計画と目指す姿があるわけですが、現在までというか、過去の補助金による成果のあった事例、あるいは今年度の補助した詳細と今後の補助予定についてお伺いします。 それから、26ページに参りまして、10款2目の公民館費、18節の備品購入費、パーソナルロッカーということで27万4,000円が計上されております。これは、どこの公民館にどのぐらい設置されるものなのかお伺いいたします。 それから、先ほども同僚議員からの質問がありましたが、28ページの10款教育費の中の1目保健体育総務費、19節、スポーツ合宿誘致事業推進補助金、これで今後の予定、あと現在の実績等をお伺いしましたが、この中で条件として住民交流というものもうたわれていると思うのですが、住民交流として8月21日から27日、こういう実績を先ほどお伺いしましたが、住民交流はどういうものを予定してやったのかということをお伺いいたします。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) 3番、阿部典子議員のご質問にお答えをいたします。 13ページ、2款1項7目企画費の13節委託料の女性活躍促進事業委託料のマイナスの理由でございますが、こちらのほうは昨年度からこの事業を取り組んでやっておりますが、今年度に入りまして、幾つか団体、女性のサークルですとか交流団体ができてきております。そうした方々と情報交換をさせていただいたところ、この方々の活動する場所がないということで相談を受けておりました。このことから、今現在中央生涯教育センターの第3会議室、婚活の事務局があるところの隣の部屋なのですが、現在あいている状況でございます。こちらのほうを活用して、そうした方々に場所の提供ができないかということで考えてございまして、こちらの予算を減額で組み替えまして、26ページの公民館費に組み替えをさせていただいておりますが、そこに事務所として活動できるような備品等をそろえて整備をしてお貸しできるようにしようとするものでございまして、中身としましてはパーソナルロッカー、個人の備品ですとかパソコンですとか、そういったものがしまえるようなスペース、それからワイファイが使えるようなことですとか、そうしたところを整備する予定で減額とさせていただいて、公民館費に組み替えをさせていただいたものでございます。 それから、28ページになりますが、スポーツ合宿の住民との交流の内容ということでございますが、先日来町いただきました専修大学附属高校の野球部の関係でございますが、こちらのほうは金ケ崎町民運動場のほうで地元の軟式野球チーム、スポーツ少年団ですが、太陽の子のスポーツ少年団というのがございます。部員が20名ほどいるのですが、そちらのほうと交流をさせていただいて、野球指導を行っていただいたというところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長(阿部一之君) お答えします。 過去の成果事例という、ちょっと言葉の意味が理解できないのですけれども、畜産、今までやってきた事業ということであれば、牛の導入でありますとか、畜舎の整備でありますとか、草地の造成でありますとか、さまざまな施策は行ってきたのですけれども、飼養農家の高齢化、それから最近の子牛市場の高騰とか、そういったものが相まって、繁殖農家、肥育農家とも減少傾向が続いているという状況なわけでございます。これを受けまして、農協さんが中心になりまして、繁殖センターというものをつくるという構想になりまして、一貫経営をしながら牛の供給もし、繁殖農家、肥育農家を支えていくというものでございます。今年度、この870万円という予算につきましては、それの設計をするための事業費というものに充てるものでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 14番です。私からも2つほどお伺いいたします。 24ページ、10款教育費の学校管理費の中の13節、樹木伐採委託料102万2,000円ということで、学校管理費ですので、多分金中のことを指しているのかなという思いをするのですけれども、内容をお伺いいたします。 それから、もう一点、先ほど来話題となっております28ページのスポーツ合宿の話について私からもお伺いいたします。この話が出たときに、非常にいいなと思って私も歓迎したものでありますけれども、当初予算が幾らあって今回50万円ほど追加補正されるのか、この辺をお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 14番、千葉正男議員のご質問にお答えいたします。 ページは24ページになります。10款2項1目13節の樹木伐採の委託料につきましては、ここは小学校のほうからも要望が出ており、地域のほうからも懇談会等で要望が出ておりました西小学校の桜の伐採等が入ります。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えいたします。 予算書28ページの10款6項1目保健体育総務費の19節負担金補助及び交付金のスポーツ合宿補助の関係でございますが、当初予算は50万円でございました。今回50万円の補正をいただきまして、100万円の予算ということでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。樹木伐採のほうは金中ではなかったということで、お伺いしたかったのは、金中の体育館の後ろの土砂崩れではないのですけれども、今北海道のほうではすごく話題になっていますが、あの辺に関しての作業かなと思ったのですけれども、そうではないということで理解いたしました。 それから、スポーツ合宿のほうですけれども、当初予算が50万円、さらに今回50万円で100万円の予算を組むと。これは、天井知らずでずっとふやしていくのでしょうか。ある程度予算が決まって、その枠の中でやるのか、申請があったら全てそれを受けて、この補正をかけていくものなのか。県外から、あるいは町外から来て合宿して指導を受けてやるのは、それは結構なのですけれども、その時間なり、例えば1時間でも指導を受けたのは指導を受けたことになるのか、その辺の内容がちょっとわからないのと、先ほど言いましたとおり、天井知らずで、申請があれば補正をとりながらがんがん、これを150万円とかという形にふやしていく考えなのか。決まった予算の中で、その枠で、枠切れで、もうできませんという形になるのか。その辺、うれしい話だと思います、活用していただいて、金ケ崎に来て、そういう指導をいただくというのはいいことなのですけれども、限られた予算というのもあるのではないかと。といいますのも、例えばこれ以外でも町内で頑張っている団体なりなんなりの補助金というのは減らされている中で、これがふえていくというのは、ある意味どんなものかなと思っている団体もあるのではないかという思いからお話をいたしますが、その辺の考え、どうでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えをいたします。 スポーツ合宿の補助金の関係でございますが、今年度はあらかじめ5件ほどの予定が、申請が見込まれておりましたので、今回初めてでございますが、補正を組ませていただきましたが、基本的には今年度と同じぐらいということで、それ以降の補助金の増加は考えてございません。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 確認します。本年度と同じということは、当初予算の50万円を指しているのか、今回補正をかけて100万円になるのですけれども、100万円を指しているのか。ですから、これを募集するに当たっても、予算がこのぐらいの中で、枠組みの中で受け付けますというようなことをアピールしないと、天井知らずで、ああ、いいな、いい制度だなということで、では活用しましょうというふうになってくると、うれしいことではあるのですけれども、非常に心配なところはありますけれども、その予算というのは、当初予算の50万円を指しているのでしょうか、その辺を確認いたします。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えをいたします。 済みません、ちょっと説明が悪かったと思いますが、補正を含めて100万円、今回の補正を合わせましての100万円程度というふうに考えてございます。 それから、先ほど答弁を漏らしてしまいましたが、指導といいますか、町民の方々との交流の時間は、基本的にはどれくらいというふうには定めておりませんが、その毎日活動する中で、午前中あるいは午後とか、およそ半日程度を基本的には考えてございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 5番、有住修君。 ◆5番(有住修君) 1款1項1目一般管理費で、時間外勤務手当が400万円の補正がなってございます。それで、30ページ、職員手当の内訳といたしまして、時間外手当ですが、補正前1,678万8,000円、そして今回629万9,000円、補正後が2,308万7,000円になってございます。630万円ぐらいになってございますが、30年度ももう半分が経過していると。当初予算の計上が少なかったといえばそれですが、1節1目の一般管理費だけで400万円という、あとのほかが230万円となっています。何か突発的なものが必要だったのかどうかをまずはお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 財政課長。 ◎財政課長(高橋宏紀君) 5番、有住議員のご質問にお答えいたします。 まず、この人件費の中の時間外につきましては、やはり最初に予算を組む段階では、実績よりも大分少な目のもので当初は組んでおります。それで、実績を見ながら補正していくような形での考えでおりますので、その中で少しずつつけていくといいますか、ふやしていくという形にしております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 5番、有住修君。 ◆5番(有住修君) ことしは30年度、昨年度の29年度と比較して、この時間外というのはどうなっているのか聞きたいと思いますし、あとは副町長に聞きたいと思います。私も十数年前、給料も下げられて、時間外もやるなという時代がありました。それで、何十時間やったら副町長の決裁が必要だというのがございましたが、今もそういうような体制、20時間やったと、それ以上やったら何かがあるというようなことに今はなっているかをお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 財政課長。 ◎財政課長(高橋宏紀君) 現在の補正後の時間外の金額でございますが、まだ昨年度の実績よりは若干少ない形になっております。また、さらに12月に要求が来れば、状況を見ながらということになります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 副町長。 ◎副町長(小野寺正徳君) お答えします。 今も20時間を超える場合は、私の決裁ということになっております。ですので、内容を確認しながら、余り一個人に集中しないように上手に課内等で業務分担を、可能な限りですが、するようにということで指導はしております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 5番、有住修君。 ◆5番(有住修君) わかりましたが、今回六百幾らというのは、余りにも多い金額ではないかと思いますので、やはり当初予算で精査しながら、当初予算で必要なものは計上するということをお願いしまして、終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉です。最後のほうの29、30ページにかかわってお伺いをいたします。 今国の段階で話題になっているのは、障害を持つ人たちの任用について、従業員が四十何人以上でしたかの場合は2.5%でしたか、採用しなければならないという法律的な枠がある。これ教育委員会にも文部科学省から調査が行ったり、総務省から町長のほうへ調査が来ているのではないかと思いますが、どういう状況になっているのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 9番、千葉議員のご質問にお答えをいたします。 障害者雇用につきましては、法定で2.5%以上ということになっておりまして、金ケ崎町の町長部局と、あとは教育長部局、また別に考えますけれども、まず町長部局につきましては、職員数に2.5%を掛けますと2.何人というふうな数字になります。端数の部分につきましては切り捨てになりますので、金ケ崎町の町長部局につきましては、まず2人いれば、その要件を充足するという形になっておりまして、現在2人おりますので、法定雇用率を満たしているという状況にあります。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 教育委員会部局にも1名おりまして、その雇用率は達成している状況にあります。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 政府の調査の場合は、正職員を分母として計算するのでしょうか。臨時職員とか特別職とか、正職員と同じぐらいいるわけですから。もしこの2人、1人というのは、正職員である場合は、特別職とか臨時職員はそのカウントにならないのでしょうか。この数値は両方足してやったのか、その辺の内訳を。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) ご質問にお答えをいたします。 職員につきましては、常勤の職員ということになっておりまして、正職員と、あとはフルタイムの臨時職員等も含むというふうな形になっております。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 2番、千葉良作です。25ページにかかわってお伺いしたいのですが、1つは10款3項1目の19節の負担金補助及び交付金のところの中体連派遣補助金というのを、この中身についてお知らせ願いたい。 それから、その下の幼稚園費の1目幼稚園管理費の給料が50万8,000円減額になっておりますが、この内容についてお願いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えいたします。 25ページの10款教育費、3項1目19節の負担金補助及び交付金につきましては、金ケ崎中学校の部活動の東北大会の経費補助になっております。陸上競技で北上、バレーボールで青森市、柔道で秋田県秋田市になっております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) ご質問にお答えをいたします。 幼稚園管理費の中での給料50万8,000円の減の要因でございますけれども、まず人数につきましては、当初予算で16人で計上しております。今現在実際に16人の方々で見ておりますけれども、この金額の減につきましては、新たな職員が入ってきたということで、平均年齢が下がったという部分の要因で金額が下がっているというものでございます。 人数につきましては、変わってございません。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第8号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第12、議案第9号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 住民課長。           〔住民課長 佐藤茂志君登壇〕 ◎住民課長(佐藤茂志君) 日程第12、議案第9号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算についてご提案いたします。議案書25ページをお開きください。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で説明を終わります。なお、本補正予算につきましては、去る8月30日開催の国民健康保険運営協議会に諮問し、適正である旨の答申をいただいていることを申し添えます。原案のとおり何とぞ決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 11番、梅田敏雄君。 ◆11番(梅田敏雄君) 11番の梅田です。1つだけお尋ねいたします。 7ページ、一般会計の繰出金310万1,000円、この繰り出しの中身についてお尋ねいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) 11番、梅田敏雄議員のご質問にお答えいたします。 この内訳といたしましては、一般会計から繰り入れがありました事務費等、あとそれにつけ加えまして、出産一時金でございますけれども、これにつきましては国庫補助金が一般財源化され、基準額42万円の3分の2が地方交付税の基準財政需要額に算入されることになり、その額が一般会計から国保会計に繰り入れられ、歳出は国保税3分の1を加えて支払われているものであります。当初予算、15名を見込んでおったところですけれども、6名の方の出産ということで、その分差し引いた分が252万円ほどあります。それを合わせた金額が今回補正いたしました310万円ほどの金額となるところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 一般質問でも質問したのですけれども、若干また質問したいと思います。 基金をさらに4,600万円積み立てると、そうすると3億5,000万円ぐらいの基金になると思うのですけれども、これは3億という億単位の話ですから、一般会計なんかと比べれば金額の小さいことなのですけれども、国保だけ考えれば、県に納めるお金が3億5,000万円ぐらいですね。それは、納税者が納める国保税とプラスして、あと法定の負担金をプラスして出すわけですけれども、この基金の3億5,000万円程度の基金というのは、一般会計で言えば80億円の予算に対して百数十億のいわゆる財政調整基金があるのと同じぐらいの金額になると思うのです。したがって、非常に国保会計は楽な会計運営をしているわけです。これは、しかも国保の加入者というのは年々変化していっているわけです。新しく入る人もいるし、75歳以上になる人はどんどん抜けていくという、そういう性格を持っている税金ですので、やはり基本的には納税者に還元すると、余り集めないと。集めてためたところで、一般会計等で使えないわけですから、そういうことで、ぜひ引き下げというのを一般質問したのですけれども、そういうことについて、基金といわゆる全体の会計等について、基金はあればあるほど確かにいいと思うのですけれども、このようにたくさん国保の基金を蓄えていく理由はないと思うのですけれども、その辺をどういうふうに考えているか、改めて質問したいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 きのうの一般質問でもお答えしたところでございますけれども、確かに金額的には多いところでありますけれども、今後の県統一となった部分の会計年度が初めてということもあり、その部分がはっきり見込めないという部分が一番大きなところでありますし、今議員のほうからご質問あったとおり、国保加入者の被保険者の数が減っているということが大きくなっております。平成27年度末でありますが、その当時は3,701名いたところでございますが、29年度末には3,178人、現時点、8月末では3,060人、その時点から比べて341人ほど減っております。世帯数も同様に130世帯ほど減っております。今回の補正でも、国保税の減額もしておりますので、今まで国からの交付金とかの部分が多くあったことから、これまでの基金が積み重なった部分ですけれども、今後単年度の会計を見たときには、そのまま毎年積み重なっていくというのが今後ちょっと見込めない部分がありますので、もう少し長い目で見ながら、安定的な運営をしたいと思いますので、一度下げてしまうと、なかなか今度上げる際にも被保険者のほうも大変かなと思いますので、できるだけ現状の税金を上げないような形で安定的に運営したいと思いますので、もう少しその状況を見ながら判断していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 国保の加入者が変化しないのであれば、そういう考え方もいいと思うのですけれども、毎年新しく入る人もいるし、抜けていく人がいると。国保加入者が減っているのは、主に高齢化が進行して、後期高齢者医療制度に移行する人たちがたくさんいるからではないかなと思うのです。社会保険に入る人も若干いるでしょうけれども。そういうことで、こんなにたくさんの国保の基金は1年間保険税を全く集めなくても間に合うぐらいの基金になっているわけです。1年間、例えば来年度国保を完全にゼロにして、そして再来年度からスタートするぐらいの、そういうたくさんの金額を持っているわけですから、それをぜひ加入者にその分を還元すると、大幅にやっぱり還元するという、そういう考え方でやっていただきたいというふうに思うのです。 必要になった場合は値上げするというのはやむを得ないと私は思うのですけれども、それは県全体でもいろいろ考えて標準税率や何かを示してくるわけですから、それはその時点で必要になったときは値上げするということは当然あり得ると思うのですけれども、こんなに余裕があって引き下げないということは私はないと思うので、ぜひ検討していただきたいと思います。もう一度お願いします。 ○議長(伊藤雅章君) 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) お答えいたします。 確かに議員おっしゃるとおり、1年間税金を納めなくてもいいほどの積立金があるところでございますけれども、やはりそういった形で1年間なかったものを次の年また大きく払うということは、大変やっぱり負担になるのかなというふうに考えております。何度も申し上げますけれども、やはり毎年同じような金額ですと、家計の設計もできるのかなという部分もありますので、できるだけ上げないように、それで安定的な部分で、今後県の統一の時期とかが見えてきましたら、その分につきましては、状況を見ながら引き下げができる状況でありましたら引き下げていくところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 国保税の引き下げと、あとは18歳以下の方々の保険、均等割免除ということを一般質問したのですけれども、最低でもそういうことをやって、幾らかでもやっぱり加入者に還元していくということになると、この矛盾というのは非常に大きくなってくるというふうに思うのです。 ほかの自治体なんかを見ると、例えば奥州市なんかはかなり基金を取り崩しして大幅な値下げをしたということを聞いております。そういうことも大胆に、私は1万円という、そういう質問をしたのですけれども、それは2万円でも3万円でも、本当は大幅に下げたほうがいいのではないかなというふうに思っていますので、ぜひ質問の趣旨を酌んで検討していただきたいと思います。 もう一度答弁お願いします。 ○議長(伊藤雅章君) 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) お答えいたします。 奥州市につきましては、一度減税はするものの、やはり基金が少なくなった場合は値上げするという前提のもとに減税したというふうに聞いております。そちらのほうがいいのか、安定的な部分がいいのかを判断しながら、今運営しているところでありまして、やはり何度も申しますけれども、今後の見通しがついたところで検討していきたいと思いますので、全然しないという部分ではありません。確かに3億円をどのように活用していくかという部分は課題になっているかと思いますけれども、やはり将来的に見て、今までの安定的な部分を運営に努めてまいりたいと思いますので、ご理解を願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第9号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △散会について ○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 本日はこれで散会したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 △散会の宣告 ○議長(伊藤雅章君) 本日はこれで散会といたします。 ご苦労さまでした。                                (午後 4時00分)...